新年明けまして おめでとうございます

1月6日徳島新聞にあらたえファーム(株)代表兼阿波スピンドル(株)代表の新年の挨拶が掲載されました。これからのものづくりについてのお話がありました。今年もよろしくお願い申し上げます。

 

繊維機械部品メーカーとして、スピンドル(錘)や、その関連部品の開発・製造・販売を行なう阿波スピンドル株式会社。その実績は、仮撚りスピンドルにおいて、「世界一の高速回転」を達成した。その他の製品に於いても世界トップシェアの製品を生み出した。製品は日本国内だけにとどまらず、アジア、欧州、北米、中東など世界20力国以上に輸出されている。また、明治元年の創業以来150年以上にわたり培ってきた技術を活用し、工作機械、医療、測定機器部品などの開発・生産を行っている。

吉野川市山川町にある本社工場では、今年3月に第四工場が秋には第五工場が新築完成する予定。これまでは、自動化設備の導入を積極的に進めてきたが、新工場が完成することでスマートファクトリーの完成へとピッチを上げていく。それぞれの生産機械のデーターを集約・可視化する事により、生産計画や予防保全に対してリアルタイムに改善を進め、設備の更なる効率的な稼働を目指す考え。生産工程や検査工程においては、AI(人口知能)の多角的な活用により「人も機械も共に成長するものづくり」が今後の目標だという。

瀬詰工場では「あらたえファーム」と共に屋内においての農業に着手。昨年8月には工場内プラントが立ち上がり、今年フル操業へと移行。自然と一体になった循環型古代農法により「食の安全と安心」を守りながら順次拡張を予定している。

昨年は、世界中で自然災害や戦争、物資の不足、急激な物価高騰など、政治や社会問題が噴出した年だったが、激変が間近に迫っているように感じる。「新しい時代に向かって勇気ある一歩を踏み出すことが大切」と木村社長は語る。