自然栽培の野菜づくりのお話

今回は、あらたえファームのスタッフの方々に取材をさせていただきました!

あらたえファームのメインスタッフは、阿波スピンドル勤続30年の近藤泰江さんと工藤英志さんと今年の3月からあらたえファームのスタッフになった、徳島市から通う松島将大さん(27歳)の三人。

ここからは、近藤さんと松島さんお二人とインタビュー形式のやりとりで紹介します。

奧野)「少人数で、広い畑と田んぼのお世話は大変なのでは?」

松島)「これまでは、仲間の農家さんに指導やトラクターで耕す作業などの手伝いを協力してもらっていましたが、先日トラクターを購入したので、自分達で作業ができる様になります。」


奧野)「そもそも、なぜお二人は、あらたえファームで働こうと思われたのですか?」

近藤)「長く阿波スピンドルで勤務して様々な仕事をして来ましたが、2020年の秋ぐらいから『農業部門』が始まると聞いて、興味があったので立候補しました。畑が始まり、そこから手伝い始めました。」

松島)「子どもの頃から祖母が農業をしており、手伝っていました。城西高校農業科を卒業して、一度はほかの道に進みましたが、知人からあらたえファームの作業スタッフ募集のお話しを聞いて働く事にしました。」

奧野)「あらたえファームでこれまでどんな野菜を育てましたか?」

松島)「玉ねぎ・にんにく・ジャガイモ・とうもろこし・トマト・きゅうり・ナス・ピーマン・カボチャ…」

近藤) 「今後、農園を広げて、ブロッコリー・白菜・キャベツ・大根・カブ・チンゲン菜その他冬野菜を予定しています。」

奧野)「野菜づくりで苦労する点は何ですか?」

松島)「作業していて消毒をしないので、野菜が病気になったり、虫に食われたりします。除草剤をまかないので、草抜きの苦労があります。」

近藤)「先週刈ったばかりなのに、草がすぐに伸びてしまって、大変です…」

奧野)「今後の目標は?」

近藤)「まずは無農薬で、病気にならず、虫にも食われず、元気な野菜を作ることが目標。そして、畑を広げて地域の子供達や社員の方々に安心安全な野菜を提供したい。災害の時にも食糧を備蓄して、年間通して畑に野菜があり、食糧を確保しておきたい。干し野菜も作りたい!」

インタビューを終えて、以前から畑を担当していた工藤さんの日誌を見せていただくと、それぞれ野菜の成長や作業の記録が事細かにほぼ毎日書かれていた。

ブロッコリー・白菜・玉ねぎ・にんにく・キャベツ・とうもろこし・カボチャ・きゅうり・ナス・ピーマン・トマト・大根・にんじん。それから田んぼのお米。

とても参考になる資料だった。皆さんの今後の野菜づくりに期待したい!

畑を見学して、次にあらたえファームの田んぼを見学しました。田んぼの向こうには忌部山と高越山が見える最高のロケーション。田んぼの稲も穂が実っていました。

「毎年、収穫した米は大型保冷庫で保存して、災害があった時など、阿波スピンドルの社員の分をしっかり備蓄しています。」との事。

なるほど、自然災害や戦争などの影響で、世界的な食糧危機も起こりはじめている昨今、今後を予測して、自分達の食べる食糧を備蓄するのは、この自給率の低い日本では、必要不可欠と感じる。

「自分の身は自分で守らないといけない」そうできる様に努力を始めている。

いろいろ考えておられる、阿波スピンドルとあらたえファームの代表の木村さんのお話しをいずれじっくりと聞きたいと思います。

引き続き、長期保存の効く野菜の「あらたえファームセット」2,490円(税込み・送料別)と採れたて夏野菜たっぷりの8月の「あわたま新鮮便」2,800円(税込み・送料別)も発売しております!

あらたえファームセット・あわたま新鮮便、それぞれご希望の方は、下記「一般社団法人あわたま」まで、ご連絡ください。https://www.facebook.com/1377522588993984/posts/5288700324542838/?d=n